仏法の世界は、外からは絶対に壊されない。
最も恐るべき破壊は、必ず内より起こる。
仏法の本義を歪め、その精神をないがしろにする人物が内部にいる時こそ、
最も恐れなければならない。

だが、仏法は、「人」を排斥するのでなく、その思想を責め、改めさせるのである。
思想、つまり「法」に対する厳格さと、
「人」に対する寛容と慈悲を、はき違えてはならない。

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